2008年02月01日
闇のなかの光
これも模写シリーズですが、
原画と多少変わってしまいました。
夢中になると勝手に物語がはじまります。
脳ミソがお子様なもので(笑)
あるところに亀がおりました。
亀はのろまでバカにされていましたが、
遅れを取り戻すため、朝も夜も歩いておりました。
ある夜、亀がいつもように歩いていると
お坊さんに出会いました。
「わし、歩くの嫌い。乗せて。」
亀は快く乗せました。
「お礼に、わしのとっておきの仏法を教えてやろう。」
しかし、お坊さんはありふれた世間話しかしません。
それでも亀は嬉しかったのです。
このお坊さんはのろまの自分をバカにせず、
楽しく世間話をしてくれる…!
お坊さんも嬉しかったのです。
実はお坊さんは偉くなる修行のために
わざと不快にさせる言動をとっていたのでした。
今までその修行のために散々な目に合いましたが、
この亀の心の清らかさに静かに喜んでいました。
それを見た北極星までもが心を打たれ、
遊びにやってきたのでした。
チャンチャン♪
Posted by ハイジ at 16:04
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